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第49回ギャラクシー賞でロボット制作の2作品が受賞2012.6.5

『鈴木先生』がテレビ部門優秀賞を獲得し、『OTONA TSUTAYA』がCM部門選奨を獲得

[ギャラクシー賞]

1963 年に放送批評懇談会によって創設され、文化に貢献した優秀な番組・個人・団体に贈られる国内有数の賞。 年に一度、「テレビ」「ラジオ」「CM」「報道活動」の 4 部門で審査されるほか、各部門に月間賞など独自の賞があり、国内のテレビ番組作りの最高の栄誉の一つとされている。

 

鈴木先生

過去、学園ドラマからは時代を代表するさまざまな名物教師が生まれましたが、本作の鈴木先生は 21世紀を代表する新しい教師像といえるでしょう。自分の頭で物事を考えて議論することの面白さと重要さを伝える熱いメッセージ性と、エンタテインメントとしての軽やかさが両立していたところも見事です。学園ものにありがちな「今回はこの生徒のお話」というバラバラな描き方に終始せず、生徒同士の関係性のなかから各々の個性を浮かび上がらせる手法も効果的でした。

 

 

OTONA TSUTAYA

イタリアの市井のおじいちゃんやおばあちゃんが、自分の気に入った映画のセリフやシーンを演じる、というほのぼのした映像フラッシュ。旧作の名画をストレートに見せるのではなく、違った切り口で楽しませてくれる、というところがポイントです。人生の楽しみ方を知っている登場人物の笑顔には、漠然とした不安を持つ、我々日本人が今学ぶべき点があるはずです。