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1994年にフジテレビの深夜番組のオープニングスポットとして登場したキャラクター。
「ストレイシープ」、その語源は聖書に始まる。神様は群れよりも一匹の迷える羊を気にかけているという神の寵愛の対象を語る例えとして登場する。日本では夏目漱石の『三四郎』の中で印象的に使われている。そして「現代人は迷える小羊」「眠れな い夜は羊を数える」などといったイメージを集約して、「ストレイシープ」は誕生した。
一方、「ポー」という名前は、最初のミニ番組「ポーのクリスマス」放映の時につけられた。由来は、いつもポーっとしているところや、“パ行”のもつおマヌケなイメージ、POEM(詩)やPOET(詩人)の“ひと文字足りない存在”というところからきている。
野村氏曰く、このトホホ感が大切らしい。
15秒、30秒のスポットとして誕生以来、5分間のミニ番組へとその世界を広げ、キャラクターグッズ、絵本、ゲーム、個展へとポーの夢の舞台は果てしなく広がり続けている。

8月8日にはミニ番組全12話が入ったDVDソフトと未公開音源を中心に収録したミュージックCD、プレイステーション用ゲームソフト「ポーとメリーの大冒険」(ゲームの情報はこちら)の3つが1つのパッケージになった「ストレイシープ・トリプルプレジャー」が発売になった。これまでのストレイシープの歩みがぎっしりつまっている。
また、2000年末には新作(第13話)の放映も予定しているのでお楽しみに!

その他、詳しい情報はフジテレビホームページ内にあるSTRAY SHEEPオフィシャル ホームページ(http://www.fujitv.co.jp/jp/goods/sheep/)でどうぞ。






SUBMARINE篇
海の中を魚といっしょにのんびり泳ぐポーの前に、突如潜水艦が現われ……。

BATH篇
宇宙を漂っていたポー。でも、大気圏に突入して……。

MERRY-GO-ROUND篇
深夜の遊園地。突然、回転木馬が動き出すとそこにはポーの姿が……。




第1話「ポーのクリスマス」
ポーは病気のトナカイにかわって、赤いおじさんの手助けをすることに。

第2話「ポーのバレンタイン」
人間の女の子に恋をしたキューピットのために、ポーは恋の矢を放ちますが……。

第3話「ポーの七夕」
見世物小屋に閉じ込められた宇宙人ヒューを助けるためにポーが大活躍。




第4話「さよならポー」
ポーはメリーに一目花を見せてあげようと砂漠をさまよいますが……。

第5話「ポーの怪談」
ポーとルナが雨宿りのため立ち寄った古城は、なにやら無気味な雰囲気です。

第6話「ポーのバカンス」
お化けアンコウに飲み込まれた胃の中で、ポーはRー28号に出会います。




第7話「ポーのオアシス」
ポーは壺の精アジャーパと一緒に割れた壺を元通りに戻すことに。

第8話「ポーのロマンス」
ポーは甘い夢が大好きなバクのムーと、本物のメリーに出会いますが……。

第9話「ポーの子供たち」
ポーは親を亡くした鳥のヒナたちを育てることになりますが……。




第10話「ポーの兄弟」
研究所で目を覚ましたポー。そこにはなんともうひとりのポーが!

第11話「ポーのおかあさん」
ポーは恐竜のジョディ−に頼まれて息子のネッキーを探す手伝いをすることに。

第12話「ポーの恋人」
ポーはヒューのおかげでメリーに再会しますが、思わぬ展開に。






第13話「ポーとメリーのクリスマス」
メリーと迎えるはじめてのクリスマス。そこに、月ウサギのラジが落ちてきて……。











1994年当時、CMディレクターをやっていた自分にとって、「STRAY SHEEP」との出会いは、かねてから目指していたアニメーション表現の土俵に、再び引き戻してくれた大切な出来事でした。はやいもので、あれからもうすぐ6年ですが、おかげさまで、ポーもどうにか生き延びております。
まだまだ一部の人にしか知られていないポーをもっとたくさんの人が知って、愛してくれるようがんばらなくてはと思う今日この頃です。

ポーのネーミングについて

Making of 30" spot animation






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